甘い蜜に誘われて
二重人格?
「という事で、暫くお手伝い係としてお世話になります!木更津七緒です。」
次の日、私は早速放課後に生徒会室へ向かった。
「君が、木更津七緒さんだね。先生から話は聞いているよ。俺は生徒会長の鈴音大樹です。よろしくね?」
うーん。
ただのガリ勉生徒会長だと思ってたけど、凄く良い人そうな人だなぁ。
まぁ、先生からも生徒からも信頼されてるお方だし、当たり前か......
なんかガラにもなく緊張してたけど、これなら楽しくお手伝いできそう!
でも......その前に......
一つだけ気になる事が。
「あのー。他の役員さん達は?」
生徒会室の中には、私と鈴音大樹の二人だけ。
たしか来週に生徒総会があるから、普通なら忙しいはずなのに......
鈴音大樹は、笑顔を崩さず
「あぁ。無能な副会長達の事か?あまりにも使えないから、追い出してやったよ。」
ふーん。
なるほどね~。
追い出した......ん?
追い出した!?
「どういう事!?」
私が聞き返すと
「は?だから、追い出したって言ってんだろ。お前、馬鹿だとは聞いてたけど、日本語も分からねぇのか?フッ......人生終わったな。」
......
あの......
私、馬鹿だからさ......
今なにが起こっているのか、全く理解出来てないんだけど......
とりあえず
今私の目の前にいる、恐ろしいくらい爽やかな微笑みを浮かべているこの人は......
本当に生徒会長の鈴音大樹ですか......?
次の日、私は早速放課後に生徒会室へ向かった。
「君が、木更津七緒さんだね。先生から話は聞いているよ。俺は生徒会長の鈴音大樹です。よろしくね?」
うーん。
ただのガリ勉生徒会長だと思ってたけど、凄く良い人そうな人だなぁ。
まぁ、先生からも生徒からも信頼されてるお方だし、当たり前か......
なんかガラにもなく緊張してたけど、これなら楽しくお手伝いできそう!
でも......その前に......
一つだけ気になる事が。
「あのー。他の役員さん達は?」
生徒会室の中には、私と鈴音大樹の二人だけ。
たしか来週に生徒総会があるから、普通なら忙しいはずなのに......
鈴音大樹は、笑顔を崩さず
「あぁ。無能な副会長達の事か?あまりにも使えないから、追い出してやったよ。」
ふーん。
なるほどね~。
追い出した......ん?
追い出した!?
「どういう事!?」
私が聞き返すと
「は?だから、追い出したって言ってんだろ。お前、馬鹿だとは聞いてたけど、日本語も分からねぇのか?フッ......人生終わったな。」
......
あの......
私、馬鹿だからさ......
今なにが起こっているのか、全く理解出来てないんだけど......
とりあえず
今私の目の前にいる、恐ろしいくらい爽やかな微笑みを浮かべているこの人は......
本当に生徒会長の鈴音大樹ですか......?