甘い蜜に誘われて
「とにかく!アイツの手伝いなんか、絶対にやりませんから!」

って私が、半分キレ気味で言うと

先生はサラッと

「まぁ、別にいいぞ?」

えっ?

本当!?

「留年しても良いならな。」

......

そうだった。

忘れてた......

留年のピンチだったんだ。

どうしよう。

アイツの手伝いはしたくないけど

留年にはなりたくない。

アイツの手伝いなんかしたくないけど(2回目)

自分の力で留年危機回避するのは無理だろう。



小一時間、職員室で悩み......悩み......悩み......

結局

「続けます......」

私は、留年危機回避をとった。


だって、どう考えても自分の力で留年危機回避出来る方法が見つからなかったんだもん......
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