「FLY」 ~海を翔る~
NO.8
怒る気持ちと悲しい気持ち。
それと、冷めた気持ち。
色んな気持ちを抱えながら、晩御飯の準備。
予告通りの、肉じゃがを作って帰りを待った。
いつもの時間に帰って来た。
リビングに入って来た瞬間のヨシくんの顔は引きつっていた。
「お帰り~ユウジくん」
何も無かったかの様に私は言った。
「はっ?ユウジって誰やねん・・」
「あれ?ユウジちゃうかった?」
言ってやった。
ヨシくんは、何も喋らない。
そのまま、リビングに座りタバコを吸い始めた。
私は、晩御飯の用意をテーブルに並べた。
「さぁ~お腹ペコペコやし!食べよ~」
ヨシくんは、お箸に手を付けない。
「どないしたん?ゆうじ~食べよしぃ~」
そぉ言った瞬間、彼は手に持ってた携帯電話を折った。
戦いの火蓋は切って落とされた。
私は覚悟を決めていた。
私にだって、プライドってもんがある。
女として、妻として、母親として、何より1人の人間として。
もぉ、黙ってられなかった。
それと、冷めた気持ち。
色んな気持ちを抱えながら、晩御飯の準備。
予告通りの、肉じゃがを作って帰りを待った。
いつもの時間に帰って来た。
リビングに入って来た瞬間のヨシくんの顔は引きつっていた。
「お帰り~ユウジくん」
何も無かったかの様に私は言った。
「はっ?ユウジって誰やねん・・」
「あれ?ユウジちゃうかった?」
言ってやった。
ヨシくんは、何も喋らない。
そのまま、リビングに座りタバコを吸い始めた。
私は、晩御飯の用意をテーブルに並べた。
「さぁ~お腹ペコペコやし!食べよ~」
ヨシくんは、お箸に手を付けない。
「どないしたん?ゆうじ~食べよしぃ~」
そぉ言った瞬間、彼は手に持ってた携帯電話を折った。
戦いの火蓋は切って落とされた。
私は覚悟を決めていた。
私にだって、プライドってもんがある。
女として、妻として、母親として、何より1人の人間として。
もぉ、黙ってられなかった。