「FLY」 ~海を翔る~

17歳 ~夏~

蝉が鳴き出した。

先輩からの誘いは、毎日の様に続いた。

宏美は、毎日の様に夜の地元をフラフラしてた。

シンナーが溢れていた。

感覚は、麻痺していた。

シンナーで、おかしくなる子は沢山見てきた。

でも、自分が吸っていても素面でいれたから危機感は、あんまり無かった。。

そんな時、いつもの様に駐車場でボケていた。(*ボケる・・シンナーを吸う事)
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