「FLY」 ～海を翔る～

NO.4

コレ・・と言って、何の変化も無い。

家族との会話も無い。

自分は、家族の一員では無い疎外感がいつもあった。

普通の神経では居られなかった。

ヨシくんは、何も覚えて無いのか普通に電話してくる。

きちんと別れた訳でも無かった。

普通に会う日もあった。

もぉ、どぉでも良かった・・・

一緒にシンナーも吸った。

いつの間にか、昔の様に一緒に居る様になった。

ヨシくんは、良く海に連れて行ってくれた。

宏美が海好きなん知ってたからかなぁ・・

居場所がある・・・ヨシくんの隣には。

ユキの事は、もぉ忘れよう。

そぉ思った。

もぉ１回、彼を信じてみよう。

あたし・・やっぱり馬鹿なんかな・・・



シンナー・・・・止めてくれるよね・・・？