ステキな恋愛。
今日は転校生が来るらしい…。



さっちゃんはワクワクしてる。


「はじめまして!斉藤悠希です」


――え…?

悠…希…ちゃん…?



「美月の言ってた人?」

さっちゃんも驚いてるみたい


「……うん」

どうして?



会いたくなかったよ…



何か、もう嫌…


何を信じたら良いのか分からない……。





「席は、そうだな…鈴木の隣が空いてるな。」



悪夢だ。
悠希ちゃんが隣に来るなんて…




「よろしくね♪美月♪♪」


「………。」


返事ができなかった

体が動かない…

頭が状況についていかない…





< 27 / 117 >

この作品をシェア

pagetop