アポフィスの日記(短編集)
元カノは
とても上手く
何度も体に
電気が走り
全身の力が抜けた。
このままでは
俺が殺されてしまう。
そして
俺の計画が
消えてしまう。
俺は意を決して
ナイフを振り上げた。
規則正しい
動きで
元カノの口から
俺のモノが
出入りする。
俺は綺麗な
曲線を描く背中
肺がある場所に
ナイフを突き立てる。
白い背中は
赤い背中へと
変わっていった。
もう一度
ナイフを頭上に
振り上げる。
今度は尻に近い
腰辺りにナイフを
振り下ろした。