アポフィスの日記(短編集)



私は彼の家へと
向かいました。



殺す為です。



彼は私の隣で
心にも無い事を
何度も言っていました。



『本当は産んでほしかったよ』



その言葉に怒りが
こみ上げてきました。



そして
自分がした事に
罪悪感を覚えました。



ナイフの入った
バッグを見詰めます。



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