秘密
「邪魔しちゃ悪いね、行こっか?」

スタスタと
茫然自失な私から、唯は離れていく


…まるで私に味方なんていないと思い知らせるように


死刑宣告をされたような
鉛を胃につめこまれたような
そんな気分だった
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