私こそ光る☆君 ~番外編~
ヒートアップ!! ○○の熱


「っくしゅん!!」



ピピッ。



『ん~っと、38度2分。

これは完璧風邪だね』


ズイッと遥の顔の前に体温計をかざし、断言する。


「うっせぇな……」


風邪のせいか、そう言う遥の声にはいつもの力がない。


『ほらほら、病人は寝てなきゃダメでしょ』


悪態をつく遥を適当にあしらい、ベッドに寝かしつけて布団をかぶせる。



ただいま、ホテルにて遥の看病中です。


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