私こそ光る☆君 ~番外編~
「「「ゴホッ、ゴホッ……」」」
三人同時にむせた。
いったい何が?
皆の視線が集まる中、やっと搾り出したような声で珍しく真人が喋った。
「……辛い」
涙ながらの訴え。
かなりつらそうだ。
わわっ、どうすれば?
「マコちゃん、大丈夫?☆」
私が戸惑っている間に由依が駆け寄って真人の背中をさすり、清龍が無言で三人のもとに水の入ったグラスを持って行った。
そんな様子を信じられないといった面持ちで遥は見ている。
「バカな……。
既製品のルーなしでどうやってカレー作るのか知らねぇから苦労したけど、ちゃんと味見したのに……」
『「えぇぇっ~!?
作り方知らなくて作ったの!?」』
遥が呟いた言葉から明らかになった衝撃の事実に由依と二人して絶叫してしまう。
他の皆も目を大きく見開き、あるいは棒でも呑み込んだような顔をしている。
――だだ一人を除いて。
三人同時にむせた。
いったい何が?
皆の視線が集まる中、やっと搾り出したような声で珍しく真人が喋った。
「……辛い」
涙ながらの訴え。
かなりつらそうだ。
わわっ、どうすれば?
「マコちゃん、大丈夫?☆」
私が戸惑っている間に由依が駆け寄って真人の背中をさすり、清龍が無言で三人のもとに水の入ったグラスを持って行った。
そんな様子を信じられないといった面持ちで遥は見ている。
「バカな……。
既製品のルーなしでどうやってカレー作るのか知らねぇから苦労したけど、ちゃんと味見したのに……」
『「えぇぇっ~!?
作り方知らなくて作ったの!?」』
遥が呟いた言葉から明らかになった衝撃の事実に由依と二人して絶叫してしまう。
他の皆も目を大きく見開き、あるいは棒でも呑み込んだような顔をしている。
――だだ一人を除いて。