私こそ光る☆君 ~番外編~
『え~っと、家庭料理をコンセプトにつくってみました』
「これも見た目はまともだな」
遥のカレーに見える何かの件で学習した海晴が、私の料理をひどく警戒する。
『あの、味見はしてないけどいつも通りに作ったし、たぶん大丈夫だと思うから……//』
そんな大層なもの作ってないのに、色んな角度から眺め回されるのはちょっと恥ずかしい。
早く食べてと急かすと、匂いをかいでから疑惑いっぱいの目をしながらも口に運んでくれた。
『どう……?』
咀嚼(そしゃく)し、飲み下してから固まってしまった三人に尋ねる。
「肉じゃが!!」
急にフリーズがとけたように早口で橙悟が捲くし立てた。
続いて、
「うまい!!」
と、海晴が叫んだ。
『良かった~』
橙悟が勢いよく肉じゃがを掻き込んでいき、あっというまに空になった皿を見て嬉しくなる。
やっぱり、きれいに食べてもらえると作った者としては最高に嬉しいよね。
「これも見た目はまともだな」
遥のカレーに見える何かの件で学習した海晴が、私の料理をひどく警戒する。
『あの、味見はしてないけどいつも通りに作ったし、たぶん大丈夫だと思うから……//』
そんな大層なもの作ってないのに、色んな角度から眺め回されるのはちょっと恥ずかしい。
早く食べてと急かすと、匂いをかいでから疑惑いっぱいの目をしながらも口に運んでくれた。
『どう……?』
咀嚼(そしゃく)し、飲み下してから固まってしまった三人に尋ねる。
「肉じゃが!!」
急にフリーズがとけたように早口で橙悟が捲くし立てた。
続いて、
「うまい!!」
と、海晴が叫んだ。
『良かった~』
橙悟が勢いよく肉じゃがを掻き込んでいき、あっというまに空になった皿を見て嬉しくなる。
やっぱり、きれいに食べてもらえると作った者としては最高に嬉しいよね。