私こそ光る☆君 ~番外編~
「最後は僕だね」
流れるような動作で料理を出す紫水。
相変わらず見栄えと豪華さだけはかなりのものだ。
「さあ、僕の特製・フレンチフルコースを召し上がれ」
寒気がした。
紫水の審査は皆、無言のうちに終了した。
次々出される料理の見栄えの素晴らしさに息を呑み、味の凄まじさに息を詰まらせる。
そんな時間だった。
「いよいよ結果発表だね」
一人だけ笑顔の紫水が心底愉しそうに呟く。
げんなりした顔の海晴がまとめて結果を告げた。
「清龍の精進料理。
見た目:星2.5個、豪華度:星1個、味:星2個、気持ち:星1.5個。
遥のカレー(激辛)に見える何か。
見た目:星2個、豪華度:星2個、味:星1個、気持ち:星2.5個。
光の家庭料理(肉じゃがetc.)。
見た目:星2.5個、豪華度:星1.5個、味:星3個、気持ち:星2個。
由依のごちゃ混ぜ激甘スイーツ。
見た目:星0.5個、豪華度:星2.5個、味:0.5個、気持ち:星3個。
紫水の激苦フレンチフルコース。
見た目:星3個、豪華度:星3個、味:星0個、気持ち:星3個。
よって、光と紫水の同点優勝だ」
優勝。
でも、あんまり嬉しくないのは何でだろう?
「さあ、遥。
たんと召し上がれ?」
「勘弁してくれ!!」
遥の悲鳴が部屋中に響き渡った。
おしまい☆
流れるような動作で料理を出す紫水。
相変わらず見栄えと豪華さだけはかなりのものだ。
「さあ、僕の特製・フレンチフルコースを召し上がれ」
寒気がした。
紫水の審査は皆、無言のうちに終了した。
次々出される料理の見栄えの素晴らしさに息を呑み、味の凄まじさに息を詰まらせる。
そんな時間だった。
「いよいよ結果発表だね」
一人だけ笑顔の紫水が心底愉しそうに呟く。
げんなりした顔の海晴がまとめて結果を告げた。
「清龍の精進料理。
見た目:星2.5個、豪華度:星1個、味:星2個、気持ち:星1.5個。
遥のカレー(激辛)に見える何か。
見た目:星2個、豪華度:星2個、味:星1個、気持ち:星2.5個。
光の家庭料理(肉じゃがetc.)。
見た目:星2.5個、豪華度:星1.5個、味:星3個、気持ち:星2個。
由依のごちゃ混ぜ激甘スイーツ。
見た目:星0.5個、豪華度:星2.5個、味:0.5個、気持ち:星3個。
紫水の激苦フレンチフルコース。
見た目:星3個、豪華度:星3個、味:星0個、気持ち:星3個。
よって、光と紫水の同点優勝だ」
優勝。
でも、あんまり嬉しくないのは何でだろう?
「さあ、遥。
たんと召し上がれ?」
「勘弁してくれ!!」
遥の悲鳴が部屋中に響き渡った。
おしまい☆