私こそ光る☆君 ~番外編~
「ハルちゃん言うな!!//」


遥はムキになってお母さんに言いやる。



あっ、赤くなってる。

可愛い~♪



「これ……」


ふいにそれまで押し黙っていた清龍が口を開いた。

その手には紫水同様、紙バッグが握られている。


『お土産?』


そう尋ねると、清龍は静かに頷いた。


これはちょっと意外かも?

清龍なら持って来ようとは思っても、買うのを忘れちゃったり、買いに行くのが面倒になったりしそうなのに……。


「セイくん、それどうしたの?☆」


由依が問いを重ねる。


由依的にも清龍が手土産持ってくるなんて、意外だったのかな?



「昨日……」


『「「「「昨日?」」」」』


皆が清龍の話に耳を傾け、先を促す。



が、しばしの沈黙。

清龍がやっと言葉を続けた時には、たっぷり10秒は過ぎていた。



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