私こそ光る☆君 ~番外編~
「紫水!!
人の机の中を引っ掻き回すんじゃねぇよ!!」
『わわわ……』
開け放たれた扉の方から急に聞こえた声に、自分が咎められたわけでもないのに慌てる。
「ハルちゃん、めっ。
セイくん、おやすみタイムなんだから。
みんな、しーっ、だよ?☆」
遥の大声に、それまで黙って様子を見守っていた由依が小さな声で口を挟む。
人差し指を顔の前で立てて、“しーっ”する由依は……。
『……可愛い~♪』
もう、めちゃくちゃ。
すぐに抱きしめたい衝動を押さえ込むべく、身体の前で腕を組む。
だって、そんなのことしたら絶対騒がしくなっちゃう。
静かにしてっていうのが、由依のお願いだもんね。
一方の遥は、由依に可愛く注意されて、一応静かになったものの、やはり納得がいかないのか、紫水が意図的にグチャグチャにした机の中からあるものを取り出した。
ザ・油性ペン!!
これはもしや……!?
「お前なんか、こうしてやる!!」
小声で宣言した遥は油性ペンのキャップを外し、眠っている清龍の方へ身を乗り出した。
人の机の中を引っ掻き回すんじゃねぇよ!!」
『わわわ……』
開け放たれた扉の方から急に聞こえた声に、自分が咎められたわけでもないのに慌てる。
「ハルちゃん、めっ。
セイくん、おやすみタイムなんだから。
みんな、しーっ、だよ?☆」
遥の大声に、それまで黙って様子を見守っていた由依が小さな声で口を挟む。
人差し指を顔の前で立てて、“しーっ”する由依は……。
『……可愛い~♪』
もう、めちゃくちゃ。
すぐに抱きしめたい衝動を押さえ込むべく、身体の前で腕を組む。
だって、そんなのことしたら絶対騒がしくなっちゃう。
静かにしてっていうのが、由依のお願いだもんね。
一方の遥は、由依に可愛く注意されて、一応静かになったものの、やはり納得がいかないのか、紫水が意図的にグチャグチャにした机の中からあるものを取り出した。
ザ・油性ペン!!
これはもしや……!?
「お前なんか、こうしてやる!!」
小声で宣言した遥は油性ペンのキャップを外し、眠っている清龍の方へ身を乗り出した。