私こそ光る☆君 ~番外編~
『紫水、何を考えているのかな~?』
声が上擦る。
嫌な予感が頭を過ぎった。
なんか、ヤバイ気がする。
「……こういうこと」
『わわっ』
剥き出しの警戒心も紫水の前では何の意味も成さなかった。
唐突に手を引かれ、バランスを崩す。
手を掴まれたままくるりと反転し、着地した先は……。
「捕獲成功」
紫水の膝の上だった。
『ちょっと、紫水!!
どういう……//』
間近に紫水の気配を感じて赤面し、その膝の上でもがく。
しかし、紫水が次に発した言葉は暴れる私を押さえ込んで余りあるものだった。
「僕がやってあげるよ、奏チャン?」
“何を?”とは聞けなかった。
声が上擦る。
嫌な予感が頭を過ぎった。
なんか、ヤバイ気がする。
「……こういうこと」
『わわっ』
剥き出しの警戒心も紫水の前では何の意味も成さなかった。
唐突に手を引かれ、バランスを崩す。
手を掴まれたままくるりと反転し、着地した先は……。
「捕獲成功」
紫水の膝の上だった。
『ちょっと、紫水!!
どういう……//』
間近に紫水の気配を感じて赤面し、その膝の上でもがく。
しかし、紫水が次に発した言葉は暴れる私を押さえ込んで余りあるものだった。
「僕がやってあげるよ、奏チャン?」
“何を?”とは聞けなかった。