私こそ光る☆君 ~番外編~
「何、その格好……?」


『へっ?』


私を凝視して大きく見開かれた遥の目。

遥の反応に驚いて素っ頓狂な声が出る。


「だから……その髪。

なんでウィッグ取ってんの?」


『あっ、ああ!!

これのことね』


やっと質問の意図を理解し、自分の髪に触れて言った。


『だって夏でしょ?

外歩いてたら暑くなっちゃって……。

さすがに外じゃマズいけど、部屋の中ならいいやって……。

脱いじゃった。

あはっ』


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