私こそ光る☆君 ~番外編~
「じゃあさ、俺様のお願い聞けよ?」


『へっ?』


遥の、お願い……?

何だろう?


「いいだろ?」


『うん、いいよ』


遥のお願いの内容が気になって、うんうん頷く。


『で、お願いって何?』


興味津々で尋ねると遥は静かに答えた。


「これ、食べさせてよ?」


遥の指がさし示したのは、私特製の梅粥だった。


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