私こそ光る☆君 ~番外編~
『はい、ア~ン』

「ア~ン」


パクッ。


『美味しい?』

「お前が作ってくれたんだ、美味しいに決まってるだろ」



みたいな!!

あんなバカップルみたいなこと、恥ずかしくてできないよ!!


レンゲを手に躊躇(ちゅうちょ)する。

しかし、遥の笑顔もそろそろ限界が来ている。


意を決してレンゲを握りしめ、お粥を遥に差し出した。


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