私こそ光る☆君 ~番外編~
『はいっ』


グイッ。


遥の顔の近くに持っていく。

恥ずかしさに耐え切れなくなり、顔をそむけた。


すると……?




「あっつ!!」


遥が叫んだ。


振り向くと遥は口の端を手で押さえている。


冷ますの忘れてたっ!!Σ


『ごめんっ』


慌てて濡れた布巾をあてがう。


「お前なぁ、普通冷ましてから食わせるだろ。

それにちゃんと顔見てやれよな」


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