私こそ光る☆君 ~番外編~
「しかも男装解かせてるな」


「……赤ん坊?」


『「…………」』


しばしの無言の後……。


『ギャーー!!』

「うおあっ!!」


叫んだ。


変なところ見られたよ~!!



「こ、これはな、別にそんなんじゃなくてだな……//」


「別に僕は不満になんて、これっぽちも思ってないよ?

ただ、ツアー中にホテルに女の子を連れ込んで、あまつさえそれがさも自分の彼女であるかのように振舞うのはちょっとマズイんじゃないかなぁと思ってるだけだよ」


出た、紫水の毒吐き!!

やんわりとたしなめているようで、実はかなり痛烈。


こうなってしまっては必死の弁解も用をなさない。


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