私こそ光る☆君 ~番外編~



「おとうさん、おかえりなさいっ♪」


「奏、ただいま」


満面の笑みでそう言う奏はめちゃくちゃ可愛い。

可愛いけど……。




何でその最高に可愛い笑みを向けられてるのが、俺じゃないんだ!?!?




父さん、どうしてこんな日に限って早く帰ってきた?

いつもはうちの住人と言えるかどうかすら、怪しいのに!!


恨めしげに見る俺の視線にも二人が気づく様子はない。




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