私こそ光る☆君 ~番外編~
『ん~、幸せ~っ!!』


口の中に広がるやわらかな甘みに、思わずにっこりと微笑む。


「ふふふっ、カナちゃん可愛い☆」


紅茶のカップを持ってつられた様に笑った後、由依も自分のタルトに取り掛かる。

そして同じように幸せそうなため息をついた。


可愛いって……。

由依の方が可愛いから!!

おとぎ話の妖精並みに!!


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