私こそ光る☆君 ~番外編~



ああ、なるほど。

そういうことか。

これ、実は私ので最後だったみたいなんだよね……。


少々悩んで、


『ひと口どうぞっ?』


と、切り分けたケーキを乗せたフォークを差し出す。


すると、


「いいのっ!?!?☆」


と、由依はちょっと大げさじゃないかと思うくらい目を輝かせた。


そんなに食べたかったんだ、チョコレートケーキ。


< 57 / 291 >

この作品をシェア

pagetop