私こそ光る☆君 ~番外編~
魔王の退屈
ある時、とあるお城に一人の魔王がいました。
魔王は豪華絢爛のお城で贅沢三昧の日々を送っていましたが、変化のない毎日に嫌気がさしていました。
「何か面白いことはないものか……」
玉座に座り、ワイングラスを片手に考えます。
数分後。
「そうだ」
何か思いついたらしい魔王は家来の遥を呼び寄せていいました。
「城下町に立て札を立ててくれないかな?」