私こそ光る☆君 ~番外編~
「催眠術……」


言葉少なに答えると清龍は目を瞑り、胸の前で手を合わせます。

眉間にシワを寄せ、口の中でもごもごと何かをつぶやいていたかと思うと、突然カッと目を見開き大きな声で呪文を唱えました。


「#$%&*◎△※!!」


「うっ、何だ!?」


呪文が清龍の口から発されたのと同時に、その身体をまばゆいばかりの光が包みます。

その光が消えた頃には会場の人間は皆、眠りについていました。





ただ一人、魔王を除いて……。


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