私こそ光る☆君 ~番外編~
「…………」


勇者としてはここは助けるべきです。

しかし、大変面倒臭がり屋の清龍は迷っていました。



そうこうしている間に魔物は動き出します。

同時に魔物の輪の内に立つ少年も行動を開始しました。


「よーし、いっくぞ~!!☆」



ゴオォォォッ。



少年は何やら意気込んだかと思うと、なんと口から真っ赤に燃え盛る炎を出したではありませんか。


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