爽やか王子と内気少女
私は内気で自分に自信が無かった。
そして好きになった人は、人気者で私とは正反対。
不釣り合いだと思ってた………
でも、自分のなりたい自分に近づけて自信もついてきた。
そしたら一歩踏み出す勇気になれた。
やらないで諦めるなら、思い切ってやってみる事も大事なんだね!
「新垣…手…」
学校から出ると永井君に手を出された。
不思議に思いながら手を乗せてみる。
そのままギュッと握って歩きだした。
「えっ!ちょっと離して!恥ずかしい…」
困りながら私が言うが、永井君はクルッと私の方を見た。
「だーめ!」
そう爽やかな笑顔で言われると、私は何も言えなくなってしまった。
そのまま二人で、皆の待つ図書館へ向かった……
END?