ブサイク芸人恋をする
帽子に眼鏡の簡単変装で、清志が勤めているであろうお弁当屋に潜入。


この辺りではかなり大きな仕出しのお弁当屋さん。


お弁当の入った段ボールを台車に乗せている従業員を見つけた。


「あのぅ、お忙しい所をすみません。

沖田 清志さんここで働いてますよね?」


少し怖そうな顔のお兄さんに声かけた。

「あ、清志?
そうっすね。
清志なら配達中だから2時間は帰ってこないっすよ?」


見た目は怖いのに、結構いい人だ。


< 22 / 53 >

この作品をシェア

pagetop