氷菓少年は天然少女にかなわない
嫌な予感がする。



梨久が怪訝そうに黒宮を見れば、やはりいい笑顔でこう言った。



「時田と神無月は、一年間隣同士だからな」






「嘘…………だろ」






梨久の信じられない学校生活、始まりの予感。






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