見えないちから
固く閉ざされた心の扉
開くための鍵穴はない
どんな道具を集めても
どれだけ力を加えても
どれだけ頭を使っても
固く閉ざされた心の扉


外側からは決して開かない
痛みや恐怖、辛さでできた心の扉


ねぇ
その不安定な場所からは
一体何が見えるんだい?


その扉を開けること
多くの人が諦めて
多くの人が去ってった


平気そうな顔してるけど
でも本当は寂しくて仕方がないこと
知ってるよ
綺麗に清んだ瞳の淵に
溢れそうな涙も気づいてる


固く閉ざされた心の扉
鍵穴は内側にあったこと
今やっとわかったんだ
見えない鍵穴を開ける鍵は
見えるものでも理屈でもなく
やっぱり「見えないもの」なんだ


いつかの君が見てた景色は
僕が明るく照らしてみせる
ふたりで開けた心の扉を
二度と閉ざすことのないように
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