俺の彼女は,隣の男と浮気中!?【短編】
夕菜ちゃんを、お姫様抱っこして、ベッドの方へ連れていく。

そして、やさしく、やさしく、愛撫する。

冗談ではなく、目の前にある美しい裸体は、俺にはダイアモンドに見えた。いや、それ以上かも。


俺の指の動き、ひとつひとつの動きに、ピクンピクンと反応してくれる姿に、もう我慢できなくなっていた。


「夕菜ちゃん、大好き」

「ん...たっちゃん大好き」


夕菜ちゃんが、横で、すーっと寝息をたてはじめたころ、
俺は携帯を取り出して、圭にメールした。
細かいことはいわず、とりあえず、仲直りというか、元通りになったと。


なんだかんだ、一応心配してくれた友人だしなーー。

可愛い寝顔をしている、夕菜ちゃんのおでこに、俺は軽くキスをした。









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