俺の彼女は,隣の男と浮気中!?【短編】
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忘れかけた頃ーー。

見知らぬ番号から電話があり、
その相手は例のニートだった。

そういえば、おごるとか言った気がした。

会ったところ、
圭が便乗してきて、

ランチのはずが、夜になり、居酒屋で、しかも飲み放題までつけられて、

諭吉が何枚か
飛んでいったーーー。


さすが、圭だ。


でも俺は思った。まだ諭吉でよかった。

夕菜ちゃんがーー、どこかに飛んでいかなくて。。

だけど、ベロベロに酔って帰ってきた俺に夕菜ちゃんが仁王立ちしていて、

いきなりビンタされた。


「たっちゃん、連絡もなしに遅くなるって、どういうこと?!

浮気しちゃうよ!」


え、そんな.......


そんなこと言わないでよ夕菜ちゃん。


「夕菜ちゃあん」

俺が泣きそうな顔でいうと、俺の顔を白いて手で挟んで、

静かに言ってきた。



「うそ、大好きだって。」








[END]








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