嫌われないよ
「あ゛?」


後ろからあいつの声がした。


しかもとても声を荒げて!!!


「だ、誰もあんたとは言ってないけど?」


それに負けないくらいの強気であたしも言い返す。


正直怖いけど。


「あっそ。」


あれ?


今日、やけに静かじゃない?


「あんた、今日やけに静かだよ?なんかあったんかいな。」


右からの視線が痛い。


何故なのか、親友律子様が鋭い目で睨みつけている!!!


いや、…口元は何故か笑っているぞ!?


「別に。」


本当、冷たい男。


-500度あるんじゃないか?


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