不思議なお話倶楽部3
『 彼女が、待っているんです!早く会いに行きたいんです!だから、無くしたものを、今から取りに行ってもいいですか?』




受話器の向こうの男性は




必死でした





僕は 思わず




尋ねました





「お客様の 無くしたものは、何ですか?」




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