スローペース

そんなるなを千尋は愛おしそうに見ていた。

その様子をみて千尋はるなが好きなんだなぁと思った健斗。

健斗もるなが好きだが妹として好きなので千尋とくっついてくれたらなぁと思い、

なんか気持ち悪い自分に苦笑する。

亜途は優等と一緒に皆の飲み物を買っていた。

少しでも優等の事を知りたい翼のためだ。

「優等はどぅいうタイプが好きなの?」

「うーん...
可愛いらしい雰囲気の人とか好きだょ!
一緒にいて楽しい人とか...かな」

笑顔をむけられちょっとドキッとする。

だからはにかんで見せた。

「亜途はどぅぃう人が好きなの?」

特にタイプがなかったので当たり障りのない
「趣味が合う人かな」
と答えておいた。



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