未来観測
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朝日がまぶしかった
カーテンを開けて朝の光を存分に浴びる
ちょうどあれから二週間ほどが過ぎ
昨日彼宛てに大学から合格通知が届いた
そして昨日は二人でささやかなお祝いパーティーを行い
今日に至るというわけだ
「寛人、起きて。
もう10時だよ」
日曜日の朝らしく、町はまだ静かで
それは彼も例外ではない
そっとあどけない横顔に手を伸ばすと
少しだけ顔をしかめ、うっすらと目を開ける寛人。
「…んー。
せんせー?」
まだ眠そうな目であたしの方に手を伸ばす彼に
何だか少しだけドキドキする
年下なのに
外見以外全然年下に見えない彼。
あの日以来あたしの毎日は彼中心で進んでいる
カーテンを開けて朝の光を存分に浴びる
ちょうどあれから二週間ほどが過ぎ
昨日彼宛てに大学から合格通知が届いた
そして昨日は二人でささやかなお祝いパーティーを行い
今日に至るというわけだ
「寛人、起きて。
もう10時だよ」
日曜日の朝らしく、町はまだ静かで
それは彼も例外ではない
そっとあどけない横顔に手を伸ばすと
少しだけ顔をしかめ、うっすらと目を開ける寛人。
「…んー。
せんせー?」
まだ眠そうな目であたしの方に手を伸ばす彼に
何だか少しだけドキドキする
年下なのに
外見以外全然年下に見えない彼。
あの日以来あたしの毎日は彼中心で進んでいる