未来観測

この一週間どれだけ自分から彼に連絡をとろうと思ったか。

その度にあたしは自分で自分を制止して
必死に頭の中を整理した


違う。
そんなはずはない。
こんなのあたしじゃない。


意味のない問い掛けの答えは、もう分かりきったはずなのに。

それなのにあたしは…





それからの一ヶ月は地獄の日々だった


携帯が鳴る度に無駄な期待をする

そしていつもあたしは
彼じゃないという現実を突き付けられるんだ



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