EMERALD
照りつける太陽を見上げれば、眩しくてよく見えない
さすがに、長袖を着る季節ではないので、世羅も半袖姿
約束の時間を少し過ぎて、みちるがやって来た
「お待たせ!」
「買うのはみちるの分だけでいいわ」
会っていきなり、世羅はみちるに告げる
「世羅も買おうよ。海とかプール、一緒に行こ~?」
「そういうの、あんまり好きじゃないのよ?誘ってくれるのは、嬉しいけど・・・」
世羅の答えに不満なのか、みちるは世羅を睨んでいる