EMERALD


レオナードが世羅のグラスを受け取り、少し場所を移動する


「膝、枕かわりにしてもいいよ?」

「う、ん・・・」


ほとんど眠りかけていた世羅の耳に、レオナードの声が聞こえる

レオナードの膝に頭を乗せて、波の音を子守唄に世羅は夢の中に落ちていった






「あれ?世羅寝てる?」


遊び疲れたみちるが、エドとパラソルの元まで戻ってきた


「起こすの悪いし、俺たちは先に戻るわ。レオはどうする?」


< 187 / 627 >

この作品をシェア

pagetop