EMERALD


ジャンの変わりように、レオナードは戸惑う


《殿下が、とてもいい顔をしているので。この先、どうなるかは分かりませんが、僕はミス・セーラを良い友人だと思うことにしました》


微笑んだジャンの後に続き、聞こえてきたのは騒がしいエドの声


《そうそう。他人の恋路は邪魔するもんじゃない。見てる方が楽しいだろ?》

《そういうことを言ってるわけじゃない!お前は黙ってろ!!》


ジャンに怒鳴られたエドは、笑いながら逃げ出す


< 195 / 627 >

この作品をシェア

pagetop