EMERALD


水撒きを終えて、一息つく

窓を開けたままリビングに座り、庭を眺める


♪♪♪

♪♪♪

♪♪♪


自宅の電話が鳴って、世羅は慌てて立ち上がる


「はい、日向です。・・・どちら様でしょう?・・・レインズさん、ですか・・・?」


知らない名前に、世羅は首を傾げる


『あ~・・・、エドワード・レインズだけど』


遠慮がちに聞こえた名前


「あ・・・!・・・・・・すみません」


< 203 / 627 >

この作品をシェア

pagetop