EMERALD


スーツの上着を預けて、レオナードが応接間を通りすぎる


《・・・・・・・・・・・・ん?》


人の存在に気づいて、レオナードが足を止める


「・・・セーラ?」

「こ、こんにちは」

「どうしてここに・・・」


レオナードが、動揺している

とても珍しい


「僕がお連れしました」


現れたジャンが、レオナードにカップを渡す


「お疲れでしょう?少し、お休みください」


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