EMERALD


《・・・私も、好きな気持ちを忘れようとしたことがあるわ。嫌いになろうとしたの。・・・・・・・・・・・・!!!》


自身の過去を思い出しながら、マリアは何かに気づいた


《マリアさん?》

《そうか・・・。そういう考え方も・・・》


ぶつぶつ呟くマリアに、レオナードは困惑する


《お前ら、何を妙な空気を漂わせているんだ。鬱陶しい》


現れた隼人が、人を気遣うという優しさを完全に無視して、2人に声をかける


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