EMERALD


「今空いてる先生は・・・」

「失礼します。先生、絆創膏を」


保健室では決して見ないだろうと思っていた人物に、保健医が驚く


「まさか、ベルンハルツの王子様が来られるとは・・・」

「あはは・・・。セーラ・・・?どうか、したんですか?」


イスに倒れ込んでいる世羅の姿に、レオナードが動揺する


「熱があるのよ。今空いてる先生に送ってもらおうと思ってて・・・。はい、絆創膏」

「ありがとうございます」


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