EMERALD


「はい」

(勝手に話が進んでる・・・。止めなきゃ・・・。・・・でも、体が重い・・・)


喋るのも億劫で、世羅は倒れたまま


「じゃあ、よろしくお願いするわ。温かくして、水分をよくとらせてね。病院も、行った方がいいんだろうけど、熱が上がるようなら連れて行ってあげてちょうだい。保険証とか、必要になると思うけど」

「分かりました。セーラ、ちょっとごめんね?」

「・・・・・・・・・・・・??」


何が?

聞こうと思えば、体が宙に浮いた


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