EMERALD
《思い出作り?》
《・・・・・・・・・・・・・・・》
エドがジャンから視線を逸らす
幸いなことに、ジャンはエドのことなど気にしていない
全く気づかれなかった
《まぁ、殿下がいいと仰るならば、僕は構いません。ドレスを用意するのも、構いません。ですが、問題が1つあります》
《問題?》
ジャンが言いにくそうにしていたが、意を決して話した
《服のサイズが、分かりません》
《・・・・・・・・・・・・あぁ》