EMERALD


《エド!起きたのか?》


エドの部屋に入り、ジャンが叫ぶ


《エド!!》

《うるっせぇ!起きてるよっ、さっさと目覚まし止めろ!》


ベッドの上に立っていたエドが、小さな目覚まし時計をジャンに向かって投げつけた


《うわっ!危ないじゃないか!》


ジャンが時計をギリギリ避けて、ベッドの上に立つエドを睨む


《危ないじゃねぇだろ!なんだよ、この時計の数!?》


床一面の目覚まし時計は、未だに鳴り続けている


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