EMERALD


ホテルの一室に案内されたかと思うと、妖艶な雰囲気をまとった女性が出迎えた


「では、僕は殿下に連絡しておきますので、あとはお任せします」

「あ、あの・・・」


ジャンは嵐のように立ち去って行った


「え、えっと・・・」


見知らぬ人を前に、世羅は戸惑う


「椿原 絢子よ。【LEONE】の専属スタイリスト兼ヘアメイクを務めているわ。桐生 マリアを知ってる?彼女の専属もやってるわ」


< 397 / 627 >

この作品をシェア

pagetop