EMERALD


文句を言いながら、エドを睨み付けるジャン


《殿下はやめてくれ。幼なじみだろ?》

《公私混同はよくありません。祖父に怒られますから》


はっきりと答えるジャンはいつも通りで、レオナードとエドは、顔を見合わせ、我慢出来ずに笑い出した


《な、なんですかッ?》


顔を真っ赤にして、2人を睨むジャンは、1つ上とは思えない

だからこそ、この関係が続くのだろう

堅苦しい王室の中で、自分らしくいられる瞬間


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